Guadeloupe Dmaine de Vanibel Guadeloupe Bonifieur 2019/2020

グアドループ島 バニベル農園 グアドループ・ボニフィウール種 (ティピカ種)

カリブコーヒーの起源を探る旅! ティピカのロマン!

世界一高価!希少!なコーヒーシリーズ!! 300年の時を超えて、カリブ 中米のティピカの起源が蘇る!!




カリブ海 グアドループ島


いにしえのグアドループ


いにしえのグアドループ 天日乾燥


いにしえのグアドループ 豆袋を頭で運ぶ


水車で動かすミル 水洗式精製工場


ミルの内部
天日乾燥

いにしえのティピカ

       カリブ 中米の起源! コーヒー伝播にまつわるロマンの味!!

        ナポレオンの悪妻、ジョゼフィーヌの故郷!

   コロンブスから200年後! 海を渡ってティピカ種がマルティニーク島へ

      その生産は、実質グアドループ島産!

      カリブ海 中米のコーヒーの起源になったティピカ!!

          18世紀のフランス パリで飲まれたティピカ!!

      ナポレオンが飲んだブルボンはセントヘレナ島!

      そして、ティピカはグアドループ島!!  300年前の起源の味!

 1700年代に、イエメンの苗木がフランス、オランダによって、自国植民地の熱帯地域の島々に持ち込まれ、栽培が開始します。フランスが伝えたものには、レユニオン島のリロイ種。ナポレオンの秘話で紹介したセントヘレナ島のブルボン種は、何度か紹介しています。そしてこのグアドループ島です。フランスが伝えたカリブ海、中米コーヒーの起源になったティピカ種です。1720年、ガブリエル・ド・クリューがマルティニーク島にコーヒーを伝え、翌年の1721年にグアドループ島にコーヒーが持ち込まれました。マルティニーク島は、ナポレオンの悪妻、ジョゼフィーヌの故郷です。マルティニーク産とよばれるものは、実質グアドループ島が栽培の役割を果たしていきます。1743年には、11750ヘクタールの農地がコーヒー栽培になりました。しかし、フランス革命により、1859年には2009ヘクタールまで減ってしまいました。17世紀終わりには、「カフェ・ボニフィウール」という名前で、フランス本国に6000トンが輸出されていたのですが、18世紀初頭のナポレオンの大陸封鎖令による増税のため、輸出が1000トンに減少、18世紀半ばには225トンまで落ち込んでしまいました。20世紀初頭にはサビ病とハリケーンが追い打ちをかけます。細々と自営農家が作り続け、現在は年間30トン程度が生産されています。カリブ海に浮かぶグアドループ島はサレ川を挟んでつながり、西側のバス・テール島とすぐ隣にある東側のグランド・テール島から形成されていて、蝶が羽を広げたような形をしています。西側のバス・テール島は起伏の激しい火山島(最高峰は1,467mのスフリエール山)で、島の中央部には熱帯雨林が広がり、西部の海岸は火山性の黒浜。一方、東部のグランド・テール島は標高が低く、石灰岩からなる白浜海岸という美しい島です。コーヒーが伝わってから約 300年近くの間、他の品種に交わることなく、密かに育てられてきた、ピュアなティピカ種です。コーヒー伝播のロマンの味に思いを馳せるだけではなく、種の持つ美味しさの原点に触れることでもあります。そして、18世紀のバリのカフェに思いを馳せて!


■フルシティロースト     抽出条件 粗挽   90度/85度   3分/3分30秒

■生産国フランス領   グアドループ島

■産地 バス・テール島  ビューアビタン

■農園 バニベル農園

■品種 グアドループ・ボニフィウール (ティピカ種)

■標高 400m - 500m

■フルウォッシュド 100%天日乾燥  熱帯林日陰栽培

■スクリーン16アップ

■クロップ2019/2020

■輸入量 400kg