ニカラグア
UCA SJRE 協同組合

クロップ:2024/2025   品種:マラゴジッペ種 

Nicaragua Madriz San Juan del Río Coco  UCAS JRC  2024/2025


 サビ病被害、コロナ、ピッカー不足と、栽培環境の悪化が続く中米物です。それでも高品質を保ち続けているニカラグアです。ホンジュラスに隣接する北部のヌエバセゴビア、ヒノテガ、中部のマタガルパから太平洋に臨む南部のマナグアがコーヒー栽培地帯です。栽培されているコーヒーは全てアラビカ種で、栽培品種はティピカ、ブルボン、カツーラ、マラゴジッペ、ジャバニカ、マラカツーラ、パカマラになります。グレードはスクリーンサイズでなく、産地高度によって分けられ、上からストリクトリー・ハイグロウン(SHG)標高1,500-2,000メートル、ハイグロン(HG)標高1,300-1500メートル、ミディアム・グロウン(MG)標高1,000-1,300メートル、ロウ・グロウン(LG)標高500-1000メートルの4段階に分けられています。豊かな自然と大河「リオ・ココ」に育まれた土地に、 UCA San Juan del Río Coco(UCA SJRC)は1993 年に設立されました。8つの協同組合、総勢370名以上の 小規模コーヒー生産者が参加する連合体です。地域に根差し、環境に配慮した有機栽培を通じて高品質を目指しています。この地域の農家は、収穫の時期になると、完熟チェリーだけを一粒ずつ丁寧に手摘みし、農園で水に浮かべて未熟豆や欠点豆を取り除きます。約半数の農家は 自前のウォッシュ設備を持っています。設備を持たない近隣農 家に貸し出すことで、地域全体の品質向上にも貢献しています。このような丁寧なプロセスを経て生まれるMaragogype (マラゴジッペ)は、希少な超大粒種です。ブラジルのバイア州の町マラゴジッペで、発見されたティピカの突然変異種で、ティピカ種の特徴を引き継いでいます。


■生産国 ニカラグア

■産地 サン・フアン・デル・ル・リオココ町

■農園UCA SJRE協同組合ミル 組合員370人 

■標高 1500m

■品種 マラゴジッペ種

■精製 フルウォッシュド

■規格SHG

■crop 2024/2025

■収穫12月~3月


〓品種 
マラゴジッペ種
 1870年にブラジルのバイア州の町マラゴジーぺで発見されたティピカの突然変異種。木は大きく、ブルボンやティピカより樹高が高い。種子は大きいが生産性は低い。標高2000-2500
フィートでの栽培に適している。カップクオリティーに良く、風味はティピカを継承している。


 〓精製プロセス フルウォッシュド(Fully Washed)
① 赤く熟したチェリーを摘み取る
② チェリーの果肉をパルパー(果肉除去機)にて除去
③ 果肉除去後、発酵槽に入れそのまま数時間放置しバ
  クテリアによってヌメリを除去(水に浸したままに
  してヌメリを除去する場合もある)
④ パーチメントのヌメリが取れたら洗浄
⑤ 乾燥
⑥ パーチメントの含水率が40%前後で脱穀
⑦ 脱穀後、生豆の状態で再び乾燥
⑧ 含水率が14%前後になるまで乾燥
⑨ 袋詰め
 果肉を除去した後に、ミューシレージと呼ばれる種子の周りに付いている粘着質まで水処理して取りさるので、クリーン 均一性に優れたな品質に仕上がる。


■焙煎度合い  フレンチロースト 深煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:85度  3分-3分30秒
            エスプレッソ適

■焙煎度合い フルシティロースト 深煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度~85度  3分~3分30秒

■焙煎度合い  シティロースト 中煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度~85度  2分30秒-3分

■焙煎度合い  ハイロースト 中煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度  2分30秒

















エチオピア
カファ ウシュ ウシュ


クロップ:2024/2025    品種:ウシュウシュ種

Ethiopia South West Ethiopia People's Regional State Keffa
Wush Wush G1 Woshed 2024/2025


 コーヒー発祥の地のアビシニアン高原です。グレート・リフト・バレーの紅海につなぐ、断崖にあたる位置にあるのがイルガチャフェです。タンガニーガ湖周辺で、カネフォラ種(ロブスタ種)とユーゲニオイデス種の自然交配種が、グレート・リフト・バレーを長い旅を終えたのが、このアビニシアン高原で自生を始めました。その地が、南西エチオピア諸民族州、カファ県、ウシュ ウシュ地域です。ウシュ ウシュ(Wush Wush)は、エチオピアのウシュ ウシュで発見されたエチオピア起源の野生種です。2026年の初めに、コーヒーの始まりのカファを紹介します。野生種では、ゲイシャ種が高品質、高価な評価を得ています。ウシュ ウシュは、多様な気候への耐性が高いとされていますが、収量が低く、適応力が高く変化しやすい特性を持っており、樹木の形態が大幅に異なるため、再植栽する際は成熟した樹木の選択が不可欠です。これにより、安定した収穫を確保できるようになりました。評価は、ゲイシャ種と同等の高評価があります。この原生種を引き継ぐ栽培も独特の農法を持っています。伝統式発酵水洗(浸水式36時間)、アフリカンベットにて天日乾燥(31日間)というものです。ウシュウシュ種は、ゲイシャ種に似て、花や果実のような繊細で豊かなフレーバーを持っています。豆は、小さな外観が特徴です。1,800~2,200メートルの標高にあり、高い標高に加え土壌の条件がが、コーヒーの自生、栽培に最も適しているのでしょう。原生種に思いをはせ、最も敬意を払うべきはエチオピア カファ ウシュ ウシュ原生種です。


■エチオピア 

■産地 南西エチオピア諸民族州 カファ ウシュウシュ

■農園 ウシュウシュ小農家より集買

■精製 ウシュウシュ精製工場

■精製フルウォッシュド(浸水式36時間) アフリカンベッドで天日乾燥31日

■品種 ウシュ ウシュ種

■規G1

■高度1900m-2200m

■crop2024/2025


〓品種  ウシュウシュ種
タンガニーガ湖でカネホラ種とユーゲニオイデス種が自然交配することで生まれたアラビカ種の原点になるエチオピア。グレートリフトバレーを遡り、アビシニアン高原、カファ ウシュウシュで自生を始める。エチオピア カファ Wushwush地域で生まれた原生種。同国農務省認定品種の一つ。30年以上前にコロンビアに伝わったが、栽培条件から原生種とは大きな違い。コロンビアティピカ種の起源かもしれない。

 〓精製プロセス フルウォッシュド(Fully Washed)
①赤く熟したチェリーを摘み取る
②チェリーの果肉をパルパーにて除去
③果肉除去後、発酵槽に入れそのまま数時間放置しバクテリアによってヌメリを除去(水に浸したままにしてヌメリを除去する場合も)14~16時間(産地によって異なる) このカファは36時間浸水式
④パーチメントのヌメリが取れたら洗浄
⑤乾燥 天日乾燥 約5日間(産地によって異なる)
⑥パーチメントの含水率が11%~12%前後になるまで乾燥させ脱穀
⑦袋詰め

 果肉を除去した後に、ミューシレージと呼ばれる種子の周りに付いている粘着質まで水処理して取りさるので、クリーン 均一性に優れたな品質に仕上がる。 


■焙煎度合い  フレンチロースト 深煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:85度  3分-3分30秒
            エスプレッソ適

■焙煎度合い フルシティロースト 深煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度~85度  3分~3分30秒

■焙煎度合い  シティロースト 中煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度~85度  2分30秒-3分

■焙煎度合い  ハイロースト 中煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度  2分30秒



 














コスタリカ タラス
ボルカフェ ウェイ

クロップ:2024/2025   品種:カツアイ種 カツーラ種

Costa Rica Provincia de San José Tarrazu Micro Mill Volcafe Way 2024/2025


 コスタリカ共和国は、北にニカラグア、南東にパナマと国境を接しており、南は太平洋に、北はカリブ海に面しています。コスタリカは太平洋から大西洋まで、最も狭いところで119km、最も広いところで226kmしか距離がなく、細長い国土ですが、国土の中央をグアナカステ山脈、ティララン山脈、中央山脈、タラマンカ山脈が貫き、国土中央の標高2000mに達する中央盆地が存在します。コスタリカには、良質のコーヒーを生産するための、農業環境、地理的条件、豊富な品種が揃っています。コスタリカは1988年の行政令により、香り高く、洗練された風味を持つアラビカ種以外の生産を禁止している唯一の国です。50年にわたり、バイオテクノロジーを用いてコーヒーの種子や樹木を研究し続け、コーヒー生産の近代化を図っています。コスタリカのコーヒー政策として、特徴あるコーヒーを販売していくことが、コスタリカコーヒー協会 (ICAFE)の指導のもと進められています。40%以上のコスタリカ産コーヒーが、高品質コーヒーとして高い価格で取引されています。盆地や中央山脈の良質な火山質の土壌が広がる斜面で栽培されます。その中で西盆地では、マイクロロットから高品質を生み出そうとする試みが注目を集めています。西盆地には、コーヒー栽培のための最高の条件が揃っています。カツーラ種、カツアイ種が栽培されています。農園経営や農法の工夫により、カップオブエクセレンスで注目を集めるようになりました。貿易業者のボルカフェ ウェイ指導の100軒程度の農家が作り出すマイクロロットの高品質です。


■生産国コスタリカ共和国

■生産地 中央山脈 サンホセ州  タラス

■ボルカフェ指導下小農家から集買

■精製パルプド・ナチュラルマイクロミル

■品種 カツアイ種  カツーラ種

■高度1,400m-1,700m

■crop 2024/2025

■規格SHB   DAZOOへの寄付


〓品種 カツアイ種  カツーラ種
 カツアイ種
ムンドノーボ(ブラジルで最初に発見されたティピカとブルボンによる自然交配種)とカツーラの交配から1949年に開発された非常に生産性の高い品種。生豆サイズは平均スクリー16。密集栽培に適しており、ブラジルで広く栽培されている品種。

 カツーラ種
1935年にブラジルで発見されたブルボン種の突然変異による品種。標高が高ければ高いほど品質はあがるが、生産性が落ちる。生豆サイズは平均スクリーン16。密集栽培に適している。


〓精製プロセス パルプド・ナチュラル(Pulped Natural) (ハニー)
①赤く熟したチェリーを摘み取る。
②チェリーの果肉をパルパーにて除去。
③果肉除去後、ミューシュレージが付いたまま(粘着質)乾燥。
④パーチメントの含水率が11%~12%になるまで乾燥させ脱穀。
⑤袋詰め

ナチュラルのようなフルーティーな明確な風味の仕上がりではありませんが強い甘味を感じます。パーチメント(種を包む外皮)に残す果肉(ミューシュレージ)の量によっては、甘味の量、質が異なってきます。


■焙煎度合い  フレンチロースト 深煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:85度  3分-3分30秒
            エスプレッソ適

■焙煎度合い フルシティロースト 深煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度~85度  3分~3分30秒

■焙煎度合い  シティロースト 中煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度~85度  2分30秒-3分

■焙煎度合い  ハイロースト 中煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度  2分30秒

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インドネシア ジャワ島
ジャバロブスタ WIB-1


クロップ:2024/2025  品種:ロブスタ種 (カネフォラ種)

Indonesia Java Island, WEST INDISCHE BERREIDING-1 Robusta 2024/2025


インドネシアには数多くの名品があります。スマトラマンデリンを筆頭に、スンダ列島、香料列島に連なるスラウエッシュ島 バリ島 フローレス島 ティモール島など多くの名産地を持っています。これらの栽培の起源は、ジャワ島に始まります。17世紀、オランダ東インド会社がジャカルタを本拠地にし、イエメンの苗木を持ち込み、栽培を開始します。これが、周辺の島々に持ち込まれ、現在の産地になっています。持ち込まれた品種は、ティピカ種で現在の在来種になっています。しかし、殆どはサビ病により全滅に近いものになり、病虫害に強いロブスタ種に入れ替わりました。産地は、中部州、西ジャワ州がロブスタ種の栽培地で、国営農場のもと生産管理が行き届いています。インドネシアの首都ジャカルタ、コーヒーの貿易港スラバヤもあります。殆どの精製はナチュラルですが、これは水洗処理を行い、規格は1 2 3と欠点数により設けられています。国営農場で、収穫、精製、脱穀まで総合的に生産管理がされています。甘味、香りは、アラビカ種が勝りますが、ヨーロッパなどの硬水文化では好まれて飲まれています。日本では、殆どが工業用に回されていて品質的に劣るイメージを持たれています。ユーゲニオイデス種とロブスタ種の交配種がアラビカ種誕生の起源です。独特の風味、個性的な香りと、アラビカ種では味わえない味覚品質があります。アラビカ種起源の風味に虜になるかもしれませんよ!


■生産国 インドネシア共和国

■産地  西ジャワ州

■農園 国営農場の生産管理

■ロブスタ種(カネホラ種)

■精製過程 フルウォッシュド

■標高 600m

■crop 2024/2025

■規格 WIB-1   欠点300g/11


〓品種 ロブスタ種 (カネホラ種)
エチオピア原種をアラビカ種と呼び、派生した変異種が、ティピカ種、ブルボン種などの栽培品種が200以上になます。現在、商業用に栽培されている染色体の異なる品種は、三大原種と呼ばれ、アラビカ種、ロブスタ種、リベリア種があります。ロブスタ種は、アジア周辺で多く栽培されています。アラビカ種の代りに、オランダ統治自体に植えられました。
19世紀にサビ病の猛威からアラピカ種の全滅の危機から、ロブスタ種に植え替えが進んだためです。ロブスタ種は、香味がアラビカ種より劣るとされますが、病虫害に強く、サビ対策として栽培されます。東ティモールでアラビカ種との自然交配のハイブリット種と各産地の栽培品種との交配が進み、新しいサビ病対策と味覚品質を備えた品種改良が進んでいます。コンゴ原産で、カネホラ種が学名です。アラビカ種と比べ、シュ糖が少なく、カフェイン、クロロゲン酸が多く含まれているため、苦味が強く感じると言われ、麦を焦がしたような風味という評価です。ヨーロッパでは、エスプレッソ用として好まれています。


〓精製プロセス フルウォッシュド(Fully Washed)
① 赤く熟したチェリーを摘み取る
② チェリーの果肉をパルパー(果肉除去機)にて除去
③ 果肉除去後、発酵槽に入れそのまま数時間放置しバ
  クテリアによってヌメリを除去(水に浸したままに
  してヌメリを除去する場合もある)
④ パーチメントのヌメリが取れたら洗浄
⑤ 乾燥
⑥ パーチメントの含水率が40%前後で脱穀
⑦ 脱穀後、生豆の状態で再び乾燥
⑧ 含水率が14%前後になるまで乾燥
⑨ 袋詰め
 果肉を除去した後に、ミューシレージと呼ばれる種子の周りに付いている粘着質まで水処理して取りさるので、クリーン 均一性に優れたな品質に仕上がる。


■焙煎度合い  フレンチロースト 深煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:85度  3分-3分30秒
            エスプレッソ適

■焙煎度合い  シティロースト 中煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度~85度  2分30秒-3分
















グァテマラ
アンティグア   パストレス ミル
2024/2025     品種 ブルボン種 カツーラ種

Guatemala Antigua La Pastores Mill peaberry  2024/2025


 グァテマラは、太平洋とカリブ海に面し、北と南の2地帯に分け、南部を「山岳高原地帯」と「太平洋海岸地帯」に分けられます。栽培は、8つの生産地域があります。アンティグア、アカテナンゴ、アティトラン、ニューオリエンテ、ウェウェテナンゴ、フライハーネス、サンマルコス、コバン と狭いグァテマラにこれだけ栽培条件が異なる産地があります。グァテマラコーヒーの高評価の一つとして、シェードツリー(コーヒーの木に日陰を作る役割の木)を使用することにあります。シェードツリーの効果は、高地産のコーヒーと低地産の違い程に現れます。意識の高い生産国ですので評価の高い生産地が多い理由です。同農園は、標高1,600m-1,800m、43haの敷地に、ブルボン、マルセジェサ、カツーラ、カツアイ、パカマラなど様々な品種が植えられています。パストレス ミルは1800年代後半に建てられ、1905年から1910年頃までは製粉工場でした。以降、約1世紀にわたって精製を続けてきた歴史あるミルです。小農家から厳選されたチェリーだけ を買い付け、湧き水で水洗工程経て、熱伝導の低いレンガのパティオで天日乾燥されます。パストレスミルで精製されるコーヒーは ユニークな木製のドライミルで施されるため、豆を傷つけないように処理されます。 アンティグアパストレスのコーヒーは、出荷の約2週間前に脱殻されています。今回は、丸豆 ピーベリーでお届けします。


■産地 グァテマラ共和国  アンティグア地方 パストレス

■農園 アンティグア地域の小農家からの集買い パストレス ミルへ

■精製 フルウォッシュド  天日乾燥レンガ干し シェードツリー

■品種  ブルボン種 カツーラ種

■規格 SHB EP  ピーベリー

■高度  1650m以上 

■欠点規格 0-6/300g

■crop  2024/2025   船積:2025/66


〓品種  ブルボン種 カツーラ種
 ブルボン種
ブルボンはティピカに比べて20-30%以上の収穫量だが、他の品種よりは収穫量が少ない。完熟するまでは早いが強風や大雨によって実が落ちてしまう危険性がある。栽培に一番最適な標高は、1100-2150mと言われている。この品種がブルボン島(現在のレユニオン島)に持ち込まれたのは1715年以降。伝統品種の一つ。

 カツーラ種
1935年にブラジルで発見されたブルボン種の突然変異による品種。ベストな環境は年間降雨量が2500−3500ミリで標高1500−5500フィート。標高が高ければ高いほど品質はあがるが、生産性が落ちる。生豆サイズは平均スクリーン16。密集栽培に適している。


〓精製プロセス フルウォッシュド(Fully Washed)
① 赤く熟したチェリーを摘み取る
② チェリーの果肉をパルパー(果肉除去機)にて除去
③ 果肉除去後、発酵槽に入れそのまま数時間放置しバ
  クテリアによってヌメリを除去(水に浸したままに
  してヌメリを除去する場合もある)
④ パーチメントのヌメリが取れたら洗浄
⑤ 乾燥
⑥ パーチメントの含水率が40%前後で脱穀
⑦ 脱穀後、生豆の状態で再び乾燥
⑧ 含水率が14%前後になるまで乾燥
⑨ 袋詰め
 果肉を除去した後に、ミューシレージと呼ばれる種子の周りに付いている粘着質まで水処理して取りさるので、クリーン 均一性に優れたな品質に仕上がる。


■焙煎度合い  フレンチロースト 深煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:85度  3分-3分30秒
            エスプレッソ適

■焙煎度合い フルシティロースト 深煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度~85度  3分~3分30秒

■焙煎度合い  シティロースト 中煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度~85度  2分30秒-3分

■焙煎度合い  ハイロースト 中煎り
■抽出条件 粗挽き  お湯温度:90度  2分30秒




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春のブラジル祭り

二つの精製プロセス 四つの焙煎度合い

   

コーヒー事情は最悪の状況です。今春も、二つの産地のニュークロップが手に入らず、一つだけカレントクロップになりました。経験のない相場の高値で、標準品、高級品の差がなくなり、更にはロブスタ種に至っても考えられない高値になっています。輸入状況も不確実になっており、品質が急激に悪くなっています。高い!悪い!の状況が当たり前になってしまいました。そうした中ですが、例年通り、精製工程方法と果肉の発酵度合いから生まれる風味の違いと、焙煎度合いでの味の確定を紹介します。

 サンタルジア農園  2024/2025  イエローブルボン種
 精製プロセスは、パルプド・ナチュラル・デスムシラージ(セミウォッシュド)というもので、 パルパーで果肉除去し、遠心力を利用したデムシラジナドーラと呼ばれる機械で、パーチメントに付着した粘液質を強制的に除去する方法です。ウォッシュド(水洗式)により近いと言われて、水使用量を削減する目的があります。通常、セミウォッシュドと呼ばれています。雑味の少ない綺麗な仕上がりになります。ここ数年、フェアーのために用意している農園です。今年も無事届きました!

バージングランデ農園  2024   ムンドノーポ種
 ブラジルの精製プロセスの80%はナチュラル系です。今回は、樹上完熟のものでナチュラルです。樹上完熟は、樹上で完熟、熟成乾燥させたものを収穫、精製するものです。甘味が濃くなるという評価です。品種のムンドノーボは、ティピカ種とブルボン種の自然交配から生まれたブラジルでもつとも多く栽培されている品種です。

〓四つの焙煎煎度合い

→中煎り ハイロースト :  酸味が中心、コク、甘味も現れる

→中煎り シティロースト : 酸味、苦味、コク、甘味が出揃うところ

→深煎り フルシティロースト : 酸味は殆ど気にならなくなり、苦味、
                     コク、甘味の美味しさ

→深煎り フレンチロースト : 酸味は姿を消し、コク、苦味が強くなり、
                    甘味のピーク


〓特値フェアー  ~完売まで    100g-¥6000 の特別価格!!

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ブラジル
サンタルジア農園

精製プロセス: セミウォッシュド

クロップ:2024/2025  品種:イエローブルボン種

   

Brazil Minas Gerais Bonsusseso Sun Taldia ESTATE  2024/2025


 ブラジル最大の生産地域は、ミナス・ジュライス州のミナス高原地帯に集中しています。ミナス・ジェライス州 の南部には、マウンティケイラ山脈が連なります。この1000m以上の山あいで栽培が行われています。山間部の気象条件と肥沃な土壌、豊富な水源を備えた栽培に適した土地柄です。その評価はブラジル一番と言って良いでしょう。特徴も、甘味、コクの評価に加え、ブラジル風味の比喩に使われるチョコレート様な風味とは異なり、フルーティーの様な風味という評価になります。ここは、豊かな水源があり、肥沃な大地がコーヒー栽培には適しています。そのためにブラジルの名品が数多く産出されているところでもあります。サンパウロより車で6時間程度のところにバルジニアがあります。その近郊のボンスッセソ地区があります。小高い丘陵地で豊かな土壌と水資源を持ち、ブラジルコーヒー生産の心臓部といってよいと思います。生産量の40%を占める地区です。精製プロセスは、パルプド・ナチュラル・デスムシラージというもので、 パルパーで果肉除去し、遠心力を利用したデムシラジナドーラと呼ばれる機械で、パーチメントに付着した粘液質を遠心力で強制的に除去する方法です。水洗式により近いと言われて、水使用量を削減する目的があります。通常、セミウォッシュドと呼ばれています。通称アマレロブルボンと呼ばれる品種は、黄色に完熟するブルボン種です。今春もブラジル祭りのために用意できました。


■産地ブラジル ミナス・ジュライス州 バルジニア ボンスッセン地区

■農園  サンタルジア農園

■品種 イエローブルボン種(アマレロブルボン)

■標高 1100m

■UTZ認証

■欠点規格0-6/300g

■精製過程 パルプド・ナチュラル・デスムシラージ(セミウォッシュド)

■スクリーン16/18UP

■クロップ 2024/2025  入港:2025.2


品種:イエローブルボン種
この品種はレッドブルボンとアマレロ・デ・ボツカツ(黄色い実をつけるティピカ)の自然交配から派生したものと考えられる。ブルボンはティピカに比べて20-30%以上の収穫量だが、他の品種よりは収穫量が少ない。ティピカほど円錐形の形はしていないが、ティピカよりは枝が 多い。幹と側枝の角度が狭く、側枝と側枝の間隔が狭い。葉は幅広く、端が波うっている。黄色いチェリーは平均スクリーン16、密度が高い。また、完熟するまでは早い が、強風や大雨によって実が落ちてしまう危険性がある。栽培に一番最適な標高は、1100-2150mと言われている。この品種がブルボン島(現在のレユ ニオン島)に持ち込まれたのは1715年以降。


〓精製プロセス  パルプド・ナチュラル・デスムシラージ
            (セミウォッシュド)

① 赤く熟したチェリーを摘み取る。
② チェリーの果肉をパルパーにて除去。
③ 水と遠心力を利用したデムシラジナドーラと呼ばれる機械で、パーチメントに付着した粘液質を強制的に除去する。
④ パーチメントの含水率が11%~12%になるまで乾燥させ脱穀。
⑤ 袋詰め。

水を使用する量を減らし、ミューシレージ(粘着質)を取り除く方法で、ウォッシュドに近いクリーンなものに仕上がる。一般的には、セミウォッシュドと呼ばれる。



■焙煎度合い  ハイロースト 中煎り
■抽出条件   
粗挽き  90度  2分30秒

■焙煎度合い  シティロースト 中煎り
■抽出条件   
粗挽き  90度~85度 2分~3分30秒

■焙煎度合い  フルシティロースト 深煎り
■抽出条件   
粗挽き  90度~85度 3分~3分30秒

■焙煎度合い  フレンチロースト 深煎り
■抽出条件  
 粗挽き  85度  3分~3分30秒  エスプレッソ適



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ブラジル
バージングランデ農園

精製プロセス: 樹上完熟ナチュラル

クロップ:2024  品種:ムンドノーボ種

Brazil Minas Gerais Jacutinga Vargem Grande Estate Sweet Natural 2024


 世界最大のコーヒー生産国であるブラジルは、生産量5,000万袋を誇る主要産地です。コーヒー農園は 39万箇所にも上るといわれています。その主要産地は6つあり、同じブラジルでも質の違いを持っています。北部から、バイーア州 エスピリット・サント州 ミナス・ジェライス州セラード地区 ミナス・ジェライス州南部 サンパウロ州北部モジアナ地区 パラナ州北部 の6産地になります。ブラジルは広大で、そのイメージから栽培面積の広い産地のイメージがあるようですが、実は様々な栽培環境を持つ国でもあったのです。
ミナス・ジェライス州南部は、マンティケイラ山脈の山あいで豊かな水源があり、肥沃な大地がコーヒー栽培には適しています。そのためにブラジルの名品が数多く産出されているところでもあります。バージングランデ農園は、イタリア・シシリー島出身のコンチーニ家が家族で運営する農園です。もともとはポテト農家で、1973年からコーヒーの栽培を始めています。現在、農園の総面積は120ヘクタール(コーヒー64ヘクタール)。栽培品種の ほとんどがムンドノーボで、全生産量は1000袋です。精製方法はナチュラル30%、パルプドナチュラル40%、 ウォッシュド30%で、今回はナチュラルの樹上完熟です。樹上完熟は、樹上で完熟、熟成乾燥させたものを収穫、精製するものです。甘味が濃くなるという評価です。品種のムンドノーボは、ティピカ種とブルボン種の自然交配から生まれたブラジルでもつとも多く栽培されている品種です。大小入り混じった樹上完熟豆の中から、大粒だけを選別したものです。


■生産国 ブラジル連邦共和国

■産地 ミナス・ジュライス州  ジャクチンガ マンティケイラ山脈地帯

■バージングランデ農園

■品種   ムンドノーボ種

■標高1100-1250m

■精製 樹上完熟収穫→乾燥→脱穀→生豆   樹上完熟ナチュラル

■欠点規格 0-6/300g

■スクリーン15up

■クロップ 2024


品種:ムンドノーボ種
ティピカ種とブルボン種の自然交配から派生したもの。ブラジルの栽培品種。


〓精製プロセス  樹上完熟ナチュラル
① 樹上完熟したものを収穫
② 収穫後、天日での乾燥
④ 脱穀
⑤ 袋詰め
湿度の高い産地のナチュラルは、果肉臭が種子に移り香して、フルーティー、ワインフレーバーの風味に仕上がります。ブラジルは乾燥しているので、ナチュラルでもほんのりフルーティーで、独特のブラジルのフルーティー風味を生み出しています。


■焙煎度合い  ハイロースト 中煎り
■抽出条件   
粗挽き  90度  2分30秒

■焙煎度合い  シティロースト 中煎り
■抽出条件   
粗挽き  90度~85度 2分~3分30秒

■焙煎度合い  フルシティロースト 深煎り
■抽出条件   
粗挽き  90度~85度 3分~3分30秒

■焙煎度合い  フレンチロースト 深煎り
■抽出条件  
 粗挽き  85度  3分~3分30秒  エスプレッソ適




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 〓パルプド・ナチュラル(Pulped Natural) 別名:ハニー、ミエル
① 赤く熟したチェリーを摘み取る。
② チェリーの果肉をパルパーにて除去。
③ 果肉除去後、そのまま乾燥。
④ パーチメントの含水率が11%~12%になるまで乾燥させ脱穀。
⑤ 袋詰め。


■焙煎度合い
 ●ハイロースト 中煎り 
            ●フルシテイロースト 深煎り

抽出条件
 〓ハイロースト:90度前後のお湯温度 2分30秒
 〓シティロースト:90度前後のお湯温度 2分30秒~3分
 〓フルシティロースト:90度以下、85度お湯温度を使用。 3分~3分30秒
 〓フレンチロースト:85度お湯温度を使用。3分~3分30秒  
   エスプレッソ適



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どっちのローストショー!!

エチオピア
イルガチャフェ G1
クロップ:2024/2025  品種:在来種


   

Ethiopia South Ethiopia Gedeo Zone Yirgacheffe, Washed 2024/2025


 コーヒー発祥の地のアビシニアン高原です。グレート・リフト・バレーの紅海につなぐ、断崖にあたる位置にあるのがイルガチャフェです。タンガニーガ湖周辺で、カネフォラ種(ロブスタ種)とユーゲニオイデス種の自然交配種が、グレート・リフト・バレーを長い旅を終えたのが、このアビニシアン高原で自生を始めました。アラビカ種の誕生です。2023年に州の改正があり、シダマ州とオロミア州に囲まれ、南エチオピア州の飛び地の場所になりました。コーヒーの原点、コーヒーそのものの味と言ってよいでしょう。アビシニアン高原にあるハラール地方、ウォレガ地方、カファ地方、シダマ地方のものとなります。
 殆どは、伝統農法のナチュラルプロセスのものです。ワインフレーバーと比喩されるフルーティー風味が強いものです。その中で近年、シダマ州やイルガチャフェ地区のウォッシュドプロセス水洗式に注目が集りました。クリーンで澄んだ柑橘系風味に高い評価を得てブランドになっています。物理的品質も評価も上がり、1,800~2,000メートルの標高にあり、高い標高に加え土壌の条件が優れた地区で、コーヒーの栽培には最も適した地区であるということが言えます。水事情から、自然乾燥式、ナチュラルプロセスのアビシニアンモカが定石だったと言ってよいでしょう。それが、このイルガチャフェ地区はウォッシュドプロセス可能な水が利用できるために、クリーン、均一性に優れ、独特の柑橘をもつ味覚品質が生産されるようになりました。新しい高評価を得ています。最も敬意を払うべきはエチオピアです。


■エチオピア ■産地 南エチオピア州  ゲデオ県  イルガチェフェ地区

■農園 イルガチャフェ地区の小農家より集買  精製工場へ

■精製過程 フルウォッシュド  アフリカンベッドで天日乾燥

■品種 在来種    ■規格G1

■欠点規格 0-3/300g

■高度1800m-2200m

■クロップ 2024/2025

精製プロセス フル・ウォッシュド(Full Washed)
① 赤く熟したチェリーを摘み取る
② チェリーの果肉をパルパーにて除去
③ 果肉除去後、発酵槽に入れそのまま数時間放置しバクテリアによっ
  てヌメリを除去(水に浸したままにしてヌメリを除去する場合も)
④ ヌメリが取れたら洗浄
⑤ 乾燥 
⑥ パーチメントの含水率が11%~12%前後になるまで乾燥させ脱穀
⑦ 袋詰め



~~~ どっちのローストショー ~~~

■焙煎度合い●ハイロースト 中煎り     ●シティロースト 中煎り
         ●フルシテイロースト 深煎り ●フレンチロースト深煎り


抽出条件
〓ハイロースト:90度前後のお湯温度 2分30秒
〓シティロースト:90度前後のお湯温度 2分30秒~3分
〓フルシティロースト:90度/85度お湯温度 3分~3分30秒
〓フレンチロースト:85度お湯温度を使用。3分~3分30秒
   エスプレッソ適




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秋のエチオピア祭り!!

二つの精製プロセス! 四つのロースト!
 

コーヒーは、すっかり高級品に舵を切ったようです。豆屋としては、今後どのように焙煎代行業として成り立つのか?試行錯誤中です。それでも、数十年続けて来た“エチオピア新物祭り”、これからもお届けしたいと思っています。アラビカ種の原点、エチオピアに敬意を表し、今秋も楽しんでください。ウォッシュドとナチュラルの風味の違い、そして焙煎度合いの味の違いを楽しんでいただきます。

★エチオピア 南エチオピア州 ゲデオ県 イルガチャフェ地区  2024/2025   在来種

     〓フルウォッシュド(水洗式)  クリーン 均一性  甘味

     〓ナュラル(自然乾燥式) フルーティー 甘味

〓精製プロセス フルウォッシュド(Full Washed)  水洗式

①赤く熟したチェリーを摘み取る   ②チェリーの果肉をパルパーにて除去  ③果肉除去後、発酵槽に入れそのまま数時間放置しバクテリアによってヌメリを除去(水に浸したままにしてヌメリを除去する場合も)14~16時間(産地によって異なる)   ④パーチメントのヌメリが取れたら洗浄   ⑤乾燥 天日乾燥 約5日間(産地によって異なる)  ⑥パーチメントの含水率が11%~12%前後になるまで乾燥させ脱穀
  ⑦袋詰め

果肉を除去した後に、ミューシレージと呼ばれる種子の周りに付いている粘着質まで水処理して取りさるので、クリーン 均一性に優れたな品質に仕上がる。



〓精製プロセス  ナチュラル(Natural) 自然乾燥式

①チェリーを摘み取る。  ②そのまま乾燥。(その産地により天日での乾燥させる日数が異なる)
  ③果肉がカリカリに硬くなるまで乾燥させ脱穀。  ④袋詰め

乾燥日数、湿度などにより、果肉臭が移り香し、フルーティで、強いものはワインのような風味に仕上がる。エチオピア、アラブの伝統農法は、樹上で完熟、干からびた状態にしてから、地面に落として収穫するものもある。それを脱穀するために、生豆がかけていたり、石、木片などが混ざり、焙煎するのに手ごわい品質になります。現在は、収穫後、テーブルの上に果実を広げ天日乾燥をすることが多くなっています。


〓四つの焙煎煎度合い 
ハイロースト  シティロースト  フルシティロースト フレンチロースト 

特値フェアー ~完売マデ 100g-¥620 の特別価格でご提供いたします。

    beans倶楽部特典5%引から除外させて頂きます。

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エチオピア
ゲデオ イルガチャフェ
ウォッシュド / ナチュラル
品種:在来種     クロップ:2024/2025

Ethiopia South Ethiopia Gedeo Zone Yirgacheffe, Washed Natural 2024/2025


 コーヒー発祥の地のアビシニアン高原です。グレート・リフト・バレーの紅海につなぐ、断崖にあたる位置にあるのがイルガチャフェです。タンガニーガ湖周辺で、カネフォラ種(ロブスタ種)とユーゲニオイデス種の自然交配種が、グレート・リフト・バレーを長い旅を終えたのが、このアビニシアン高原で自生を始めました。アラビカ種の誕生です。2023年に州の改正があり、シダマ州とオロミア州に囲まれ、南エチオピア州の飛び地の場所になりました。コーヒーの原点、コーヒーそのものの味と言ってよいでしょう。アビシニアン高原にあるハラール地方、ウォレガ地方、カファ地方、シダマ地方のものとなります。
 殆どは、伝統農法のナチュラルプロセスのものです。ワインフレーバーと比喩されるフルーティー風味が強いものです。その中で近年、シダマ州やイルガチャフェ地区のウォッシュドプロセス水洗式に注目が集りました。クリーンで澄んだ柑橘系風味に高い評価を得てブランドになっています。物理的品質も評価も上がり、1,800~2,000メートルの標高にあり、高い標高に加え土壌の条件が優れた地区で、コーヒーの栽培には最も適した地区であるということが言えます。水事情から、自然乾燥式、ナチュラルプロセスのアビシニアンモカが定石だったと言ってよいでしょう。それが、このイルガチャフェ地区はウォッシュドプロセス可能な水が利用できるために、クリーン、均一性に優れ、独特の柑橘をもつ味覚品質が生産されるようになりました。新しい高評価を得ています。最も敬意を払うべきはエチオピアです。


■エチオピア   ■産地 南エチオピア州  ゲデオ県  イルガチェフェ地区

■農園 イルガチャフェ地区の小農家より集買  精製工場へ

■品種 在来種    ■規格G1   ■欠点規格 0-3/300g

■高度1800m-2200m

■クロップ 2024/2025



精製プロセス フル・ウォッシュド(Full Washed)
① 赤く熟したチェリーを摘み取る
② チェリーの果肉をパルパーにて除去
③ 果肉除去後、発酵槽に入れそのまま数時間放置しバクテリアによっ
  てヌメリを除去(水に浸したままにしてヌメリを除去する場合も)
④ ヌメリが取れたら洗浄
⑤ 乾燥 
⑥ パーチメントの含水率が11%~12%前後になるまで乾燥させ脱穀
⑦ 袋詰め
果肉を除去した後に、ミューシレージと呼ばれる種子の周りに付いている粘着質まで水処理して取りさるので、クリーン 均一性に優れたな品質に仕上がる。


精製プロセス ナチュラル(Natural) 自然乾燥式
①チェリーを摘み取る。
②そのまま乾燥。(その産地により天日での乾燥させる日数が異なる)
③果肉がカリカリに硬くなるまで乾燥させ脱穀。
④袋詰め

乾燥日数、湿度などにより、果肉臭が移り香し、フルーティで、強いものはワインのような風味に仕上がる。エチオピア、アラブの伝統農法は、樹上で完熟、干からびた状態にしてから、地面に落として収穫するものもある。それを脱穀するために、生豆がかけていたり、石、木片などが混ざり、焙煎するのに手ごわい品質になります。現在は、収穫後、テーブルの上に果実を広げ天日乾燥をすることが多くなっています。



   ■焙煎度合い 抽出条件
〓ハイロースト:90度前後のお湯温度 2分30秒
〓シティロースト:90度前後のお湯温度 2分30秒~3分
〓フルシティロースト:90度以下、85度お湯温度を使用。 3分~3分30秒
〓フレンチロースト:85度お湯温度を使用。3分~3分30秒 エスプレッソ適


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キシル Qshir
ボリビア コパカバーナ農園

クロップ:2020  コーヒーチェリー 有機認証

Finca Virgen de Copacabana, Sultana Coffee Cherry 2020

 コーヒーの精製過程において、完熟チェリーを果肉除去し、果肉を丁寧に乾燥させ、ドライフルーツのように仕上げたドリンクです。甘くフルーティーな味わいです。中米では、カスカラ。ボリビアでは、サルタナと呼ばれています。丁寧に水洗いされたチェリーをバルカンズ・コーヒー・マイクロミル(果肉除去機)にて果肉除去を行ったのち、天日乾燥させ仕上げています。この飲み物の起源は、1200年以前の未だ焙煎が施されない時代の飲み物で、イエメンのキシル(Qshir)です。コーヒーに薬効を求めていた時代の飲み物です。イスラム教徒の秘薬です。キシルは、乾燥させたコーヒーチェリーを、ジンジャーやナツメグ、シナモンなどと混ぜて煮だしたホットドリンクとして現在も飲まれています。イエメンでは、コーヒーは『ブン』と呼ばれ、主に輸出用に用いられるため、地元の人たちは、キシルを何世紀にもわたって、飲む習慣が出来たと言われています。千年前から飲まれているもう一つのコーヒーの姿です。現代でも、多くの生産地では飲まれているものです。焙煎が始まる1200年以前は、カルダモン、クローブ、シナモンなどのスパイスと一緒に煮だし飲まれていました。クロロゲン酸の効用で美肌に??


  【 レシピ 】

  分量        :160ccあたり10g前後 お好みで

   抽出方法       :ポットでお湯に浸ける フレンチプレスなどを利用

  抽出時間       :3分から5分程度(お好みで調整してください)

シロップやソーダ、はちみつ、シナモン、カルダモン、クローブなどのスパイス類と一緒にお楽しみ下さい。そのままで楽しめます。最近流行の極浅煎りなら、キシルの酸味の方が本物のフルーティー!!

水出しがお勧め   500ccの水に約10gを浸けて冷蔵庫へ3時間、分量はお好みでかまいません。 フルーティーですっきりした酸味が気分転換にもなります。夏の手軽な飲み物に加えるとお洒落です。家のアイスコーヒーは、フルーティー!

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